ふみの

ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシーのふみののレビュー・感想・評価

4.0
まず、シェイミやゾロアを見た感想から、わたしは子供っぽい喋るポケモンが好きではない。今回の場合はディアンシーがそれだった。
基本的にゼルネアスとイベルタルとディアンシー三体のポケモンの紹介映画というスタイルで、あまりサトシたち4人の個性が生かされていなかったように思う。XY一作目なのでまだそこまでキャラクターの設定が決まっていない頃から制作されたのかなと勝手ながら思った。わたしはXYを見てメイン4人のそれぞれの個性が好きなので、それに期待すると面白いと思う部分は特になかった。
⭐️1.7

というのが初見の感想だったが、3年ほど経ってから見てみると印象が違った。
まずディアンシーはそれほど子供っぽいわけではなかった。それはお姫様としてのキャラクターであり、優雅さや言葉遣いから感じた。
また、旅の4人の個性というのは目立たないながらも描かれていた。
走る時に必ず1番後ろのシトロン。なんでも楽しめるユリーカ。夜にサトシを眺めるセレナ。ディアンシーを応援し、足場の悪いところではセレナに手を差し伸べるサトシ。
確かに終盤の展開が早いけれど、テレビアニメが好きな人は楽しめる内容だと思う。