ゆきの

Mr.タスクのゆきののレビュー・感想・評価

Mr.タスク(2014年製作の映画)
3.5
かつての親友であり
罪悪感の対象であったセイウチ
それがいつか羨望へと変わり
歪んだ愛となる


人類の中で一番尊いものはセイウチなんだ

人類の悪い点は傲慢と強欲の臭い
人類の良い点はTVでロボトミー手術を見せられること

なに言ってるんだ!!
この台詞の意味は??

セイウチ人間を作ることの意味を言われてもまったくまったく、わかんない

それでも
人をネタに笑う主人公が人に笑われるセイウチ人間へとなる過程のドラマ

主人公の親友と彼女が助けに向かうドラマ

サイコ老人のかつてのセイウチとのドラマ

この三つのドラマが交わった時
何故だろう不思議と行き着くべき終着点に立ってる感覚になるから不思議。


その中にもクスクス笑ってしまう
要素がたくさんあって飽きません。
ジャスティン・ロングが
セイウチ人間へと変わり果てた時に
爆笑したのは私だけではないはず、、


ホラーではなく、完全にコメディドラマ。
どうせ「ムカデ人間」に触発された
映画なんでしょうって
劇場公開時にスルーしてたのが惜しい。

監督も「ジェイ&サイレント・ボブ」のボブでお馴染みのケヴィン・スミス。
彼の作品はいつも豪華なんですけど
今回も豪華でした。

珍しく白塗りしていないジョニーデップ
人間の皮膚で作ったセイウチスーツを着せられるジャスティン・ロング
その親友、ハーレイジョエルオスメント君

ブラックジョークが効きまくって
エッジの効いたコメディを観たいなら是非
ゆきの

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