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グリーン・インフェルノのMountainのレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
3.0
獲物だ!御馳走だぁ!
人喰い部族のスプラッターパーティー!!

森林伐採への抗議活動の為、ペルーの森林奥地へと向かった大学生達。小型機墜落によって、未開のジャングルに放り出された一行は人喰い部族に捕われてしまうのだった…!!


ぐちゃぐちゃスプラッター大好きなイーライ・ロス監督が、「食人族」などのカニバルホラーにオマージュを捧げて作った本作。

確かにエグ〜いゴア描写は満載ですが…
ここまでくると、もはやギャグよねw

生きたまま食われてく描写なんて、もうゾンビ映画じゃんかw
人間をそのまま噛みちぎるって、どんだけ顎鍛えてんだよ。

食人族に囲まれ、もみくちゃにされる→手足を千切られバラバラに…
この一連の流れが、取り囲まれてワチャワチャやってるうちに全裸になる芸人のお約束のアレに見えて笑っちゃいました。

血まみれスプラッター描写よりも、監禁下での脱糞、突然のオ○ニーなど下ネタ描写のほうが精神的にダメージは食らうかも。

人によっては、大変不快に感じる映画かもしれないです。ま、そんな人はこの映画観ないかw

この人達、どんな心境で食人部族を演じてるんだろ??とか思いながら観ちゃいましたw
なんか、食人部族を演じている人達が凄く素朴な感じで、その辺の一般人ぽい感じなんです。


部族達の髪質がカツラっぽいというか…妙に黒髪過ぎるのが気になりましたね。
もうちょいボサボサで、野蛮な感じでも良さそうなもんですけどね〜。

閉じ込められてる木製の檻がガバガバセキュリティだったり、捕らえた人間に対しての扱いの基準がイマイチはっきりしないところなど、ツッコミたくなるポイントは多々ありましたw


最終的に食人族へのリベンジ描写があるのかと思いきや、そんな盛り上がりも無く、思いのほかベタに無難に終わってしまったなぁ〜。

まぁ、それなりにスプラッターホラーとして楽しめましたが、もうちょいハジけても良いんじゃないかな?という気がしなくもないです。



偽善者どもは喰われちまえ!!
…と日頃の鬱憤を晴らすには丁度良い映画なんじゃないかなww
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