【2015/12/1:新宿武蔵野館】
映画の日なので1本でも多く観たいという貧乏根性で、未体験ゾーンの人食いモノ鑑賞。
導入部？の、主人公の国連職員令嬢カワイ子ちゃんが、パパと二人で食事かと思いきや親友同席とか、意識高い系エコサークルに入って抗議旅行に出発するまでのいろいろ、のくだりが自分的には最もリアルなホラーでした。なので、食人族の餌食になってからは普通にコントとして面白かったです。
デブキャラでイジられてた男の子が最初に食われるとか、これ笑って大丈夫なのかとノリ方がわからないでいたのだが「友達が調理されてる！」というセリフで我慢限界吹き出しました。主人公が処女とかこんな可愛いのにありえねえだろと思いつつ、監督の嫁だという現実はもっとありえねえなと、フィクションをしのぐ現実に苦笑。マリファナのくだりもバカバカしくて最高(インドのゾンビ映画でもマリファナ使ってどーのこーのってあった気がする)。さすがしたまちコメディ映画祭で上映されただけのことはあるよ。笑いどころ満載。
食人族らのビジュアルはなぜか赤いし非常にキモチ悪いのだけど、リアルな怖さというよりはアイコン化されているし、グロ描写も思ったほどではなかった。こういう映画あんまり見たことないので心配してたけど、全然エンターテイメントとしてキムチ鍋とか塩辛つまみながら観れるレベルだったので安心でした(でも割礼されるの？されないの？は痛すぎ！)。
関係ないけどイーライロスと今作についてググると、amazonさんのバナーがリブロースブロックを薦めてくるので困ります。何の肉だよ(楽天とかではなく「アマゾン」てのが高ポイント)。
