伊緒

グリーン・インフェルノの伊緒のレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
3.4
まあ、グロい!エグい!
見てる最中も見終わってから数日間も吐き気の止まらない、そんな映画。

だけど確かに食わず嫌いはもったいないかもしれない。”グロい”が印象強すぎて隠れてしまうストーリーの奥には皮肉さが一面に散りばめられている。

開拓のため滅ぼされることになっていた民族を助けようとした学生活動家たちが、逆に彼らに捕まって食べられてしまったり。恐ろしい森なのに、木々たちの緑はとても美しく描かれていたり。良い人たちから死んでいったり。そんな皮肉さは好き。きっと監督は子供みたいに捻くれ者だけど好きなものを目一杯撮ることの出来る情熱家なんだろうなあ、と思う。

人間が調理されていく中、豚などの家畜には一切手を出さない民族たち。彼らにとっては豚より人間の方がご馳走らしい。だけどあんなに美味しそうに全部食べてくれたら、それはそれでいいのかもしれない。だって私たちだって豚や牛をそうやって食べて生きてるんやもん。その代わり殺してから調理してよね、って思うけど笑

そんな風に違う角度から解釈して見なきゃ、もう自分に置き換えてなんて見てたら体持ちません(^^;;

ジョナが死ぬところは可哀想過ぎて泣いた。一番好きなのはセスナの落下するシーン。ファイナルディステネーションを思い出す。