円柱野郎

グリーン・インフェルノの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1980年の映画「食人族」のリイマジネーション作品って感じの本作ですが、「ホステル」を撮ったイーライ・ロスらしいグロ描写とテンポの良さが良い感じ。
もちろん人肉食という恐ろしい光景が主題のホラー映画なわけだけど、主人公たちが一応意識高い系の学生たちという設定には色々と皮肉を感じるなあ。
義憤は結構だが所詮は誰かの手のひらの上で踊らされているという話だし、「開発によって原住民の暮らしが消滅しようとしている、許せない!」と言っていた身が、その原住民の暮らしである人肉食によって命を奪われるってんだから、本望でしょ?などというのは意地悪な見方かw
でもそういう話なんじゃないのかな。
「ブルドーザーが来れば助かる」なんて言っているわけだから。

しかし生きたまま解体される最初のシーンなどはなかなか気合が入っていて、劇判も相まってショッカー描写として秀逸。
しかし「なんて野蛮な!」と思わせておいて次の場面では本当に“日常風景”としての料理場面になっていくわけで、価値観の押しつけは良くないという描き方もしていると思う。

なんにせよ、確かにグロでゴアなホラー映画ではあるけれど、意外にストーリーにテーマ性を感じるところが気に入りました。
とはいえ万人に薦められる作品ではないがw