コーヒーマメ

グリーン・インフェルノのコーヒーマメのレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
4.2
テスト終わり一発目の劇場映画はこれ以外ありえなかった!!!

部活終わりの友達と共に、無人の教室で持参したパーカーを羽織り、制カバンから小ぶりのリュックへ持ち替え、制靴ではなくスニーカーを履いて校門を猛ダッシュ!!!!!
警備員の目をかいくぐり、関門突破!
あとは、綺麗なお姉さんに、麒麟川島を意識した低音ボイスで「4時半からのグリーンインフェルノを2枚。大学生です。キリッ」と言えば、一見落着。
1週間かかった地獄道を抜け出し、全てから解放され、やっと観れる!
作戦成功時にACTメンバーが見せるイケイケパリピばりに舞い上がるガキ2人であった。

そして、劇場を出た後の友達はACTメンバー同様、顔面蒼白といった感じで自分を見て「晩飯、肉はやめようぜ.....」とポツリと言った。
一方、言われた自分はといえば、終わって即、「やべぇぇぇぇぇぇ!!!!パンフ買いに行ってくるわっ!」と言い残し、これからの晩飯よりも、作中の人肉調理法が気になって仕方なかった。

これは、ただのトラウマ映画じゃない!!
食人族が行う狂気的な行動(習わし)に圧倒されるが、至る所に見え隠れする「人間の恐ろしさ」にこそ、監督の皮肉を感じる。
観てる間、「イーライ・ロス、憎ィィ!!」と何度思ったことか。
文明の利器無しで生きていけず、優しい人ほど損する現代社会を冷徹に批判している。
緑と赤の対比が、より一層、僕らに恐怖を植え付ける。

そして、ディテールのこだわり具合も半端じゃない!
ヤハ族の食材の調理手順を事細かに描くシーンの数々に、よだれが出そうなほど興奮!!←
首、手、足、胴体と切り離し、下ごしらえをしっかりとしたうえで、土釜でじっくり燻製する。
その様子を見る子供たちの眼差しが、弟(7歳)の台所を見るそれと全く一緒で。。。笑
いやーーーー怖い!!!!

確実に、今年一番のヘヴィ映画だった!!
何十年に一度レベルの凄い映像作品を観た気さえする。
監督には続編製作の意欲もあるみたいなので、是非、このレベルの衝撃を再び味わいたい!!!
マスかき男の現在の生活がとても気になるし。笑