にっきい

グリーン・インフェルノのにっきいのレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
3.3
主人公が微妙に可愛い。

人生の中で最も嫌いな映画の1本で、2度と見たく無いと思っていた『食人族』と、イーライ・ロス監督のリメイク『グリーン・インフェルノ』の2本立てが、2日間限定で上映されてたので観てきました。

原住民を守るために活動する過激派学生の話し。
てっきり『食人族』が先に上映されるんやと思ってたら、リメイクのこちらが先でした。
オリジナルは大昔に1回見ただけなんで殆ど覚えてないので比べられませんが、今作食人族が出てくるまでが結構長い。
暴力では無いけど最早テロ並みの環境保護活動のシーンから始まります。
直接本筋には関係無いけど、それをスリリングに観せるのは流石イーライ・ロス監督の力量。
アマゾンの奥地の開発を止めようと過激な活動をする学生たちの乗ったセスナが、エンジントラブルでアマゾンの奥地に墜落してしまう。
そこはヤハ族という食人部族のテリトリーだった…、って話し。
セスナが事故ってからが本番。
流石イーライ・ロスな阿鼻叫喚、酒池肉林。
事故で顔面潰れたり、木が身体貫通したり、ヤハ族の襲われ矢が首と顔面に刺さって死んだり、生きたまま目玉くり抜かれ四肢切断されて焼かれて喰われたり、捕まった若者たちに振舞われる食事には友だちの皮膚入り人肉だったり…。
殺しを楽しむ殺人鬼では無いので殺し方はワンパターン。
ストーリーもセスナが墜落してからは捕まって喰われて逃げて捕まって、の無限ループでたいして無いんですが、風習も違い言葉の通じない恐怖は見応えありました。
ラストは余り好きじゃ無いけど。

今朝の1曲
Jean Michel Jarre『Magnetic Fields II』
昔まだレンタルビデオすら無かった時代、街にレンタルレコード店なんてのがありました。
今の様にネットで気軽に音楽が聴けない時代、沢山のレコードを買う事は不可能だし、レンタルは重宝していました。
そんなレンタルレコード店で見つけた真っ赤なジャケットの『The Concerts In China』と言うアルバム。
当時はまだ謎の国だった中国でコンピュータ音楽のコンサート?
早速レンタルして聴いてみると、いかにもライブらしいスリリングな曲(https://m.youtube.com/watch?v=oGUOiyBsrNY)でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年5月6日
鑑賞回:19:40〜23:15
劇場名:みなみ会館
座席情報:1F/スクリーン1 H-8
上映方式:2D 字幕
レーティング:R18+
上映時間:96分+101分
備考:GW特別食人強制二本立て上映
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