ずけし67

グリーン・インフェルノのずけし67のレビュー・感想・評価

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
3.7
たまには人喰いモノでも観なきゃと思って借りてきた。

この映画、まずジャケットがイカしてて惹かれます。昔の「食人族」のジャケットもパンチ効いてたけど、こちらも見たまんま悲鳴が聞こえてきそうで、思わず手に取って見とれてしまう位の えげつなさです (^^;

ゾンビ以外の人喰いモノは大昔に「食人族」観て以来だなぁ、でもあの映画は人喰うシーンよかカメ喰うシーンのほうがグロかったんだよなぁ、、なんて昔を思い出しつつ観賞。

ジャングルに入って行くメンバーを見つつ、最初に喰われるのは誰かな? アイツかな? この子かな? とワクワクドキドキで見入っておりましたが、うーん、自分の予想はハズレ、違う人から食されておりました。
で、肝心の人喰いシーンですが、評判どおりかなりイケてます(=グロいです)。

部族で一番偉い感じのおばちゃんが、あの部位をまっ先に食してましたが(しかも生で踊り喰い、ぐぉえぇぇ)、人間の一番美味しいところって、あの部位なんだろか? なんて思ってるうちに、巨岩のまな板テーブル上では見せ物のごとくグログロ解体ショーが繰り広げられていくのであります。

解体が終わると、次は部族のおばちゃんたち総出でクッキングタイム。
おばちゃんたち、鼻歌まじりで楽しそう。
何を話してるのか分かんないけど、さしずめ
「今日はご馳走よん♪」
「アタシゃバラ肉が好物なのよ♡」
ってな感じでしょうか。
ご近所さんの井戸端会議みたいな雰囲気をかもしてくれるので、人喰ってるんですよー、ってこと一瞬忘れちまいそうでした。

そして結末ですが、最後は、あー やっぱそうなのね、って感じの展開だったけど、でも久しぶりの人喰いモノは十分過ぎるくらい満喫したし、主役の女の子のチラ見え、、じゃなくて悲鳴もたくさん聞けたしで、人喰いモノはもう当分いいかなと思ったのでした。
いやもう原住民のおばちゃんたち同様で、人肉はもうお腹いっぱいって感じで (^^;
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