どーもキューブ

グリーン・インフェルノのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

イーライロスの食人族にあっちゃったあ。


18禁指定。
製作、脚本(ほか二人)監督イーライロス。



タランティーノ一門からひたすらホラーを撮り続けるイーライロス監督。

監督4作目のわりと寡作。

私の印象は、ロバートロドリゲスをさらに薄めたホラー監督にみえる。

屋内感染物の「キャビンフィーバー」

旅人は拷問!の監禁もの「ホステル」

「映画秘宝」記事からルッジェロデオダート「食人族」Tシャツを着たり

「ホステル2」でルッジェロを出演させたりと

ホラー少年をジで行く好奇心でマイペースなA級を避けて行くイーライ。
もはやリュックベッソンのようなフィルム作家に見えてきた様相だ。

劇場公開するかな?と思いきや、案の定DVDスルー。
2週間レンタル鑑賞となりました。



なーるほどなあ。
しっかりチョンパ
しっかりゴア結構長め
しっかり下品最悪キャラ、描写あり、ホラーファン必見!

音楽がねーちょっといかにもな盛り上げ系で残念。さすがにリズオルトラーニに発注は出来なかったようです。

食人族のルッジェロデオダート、元祖師匠はあの世界YouTubeDQN映像の始祖、ヤコペッティだ!

本家「食人族」音楽は、滅茶苦茶グルービィなサントラだが、どこか再発お願いします。YouTubeじゃものたりない。

だが、なんかDVDほしいか?と問われるとあんまり欲しくないホラーって感じ。

ゴア描写は、なかなかのエグさとやりくちで良かった。エロスも少なし。
手を直接ガブリンチョ!は、なかなか良かった。

ところどころのチープCGも挟みながら(飛行機・蟻さんのくだり)、しっかり作った、真面目に作ったけど、なんか物足りない感、おかわり欲しい感じもあるイーライ作品でした。

ネット社会の大義発動やら
若者デモ(ドントシンク!アクト!に爆笑しかない。)
も絡めた、素晴らしい掴み。

あと隊長ひとり遊び、脱○、ちょいゲ○etcまあまあ低俗オンパレードのインフェルノフェノミノン状態(笑笑)

からのインフェル森に入ってからが、なんかねもっと滅茶苦茶グロって欲しかったなあ。

確かに撮影大変そうですね、ウェブの撮影記事を読むと難儀したとのこと。

「食人族」宜しくのオマージュ焼き鳥串刺し複数カットあり。

後冒頭からなんだか不穏な低俗ネタ、キャラを丁寧ネタフリしておき
中盤物足りない弱めな落ち(死)が待つ

レビュー指摘にある
族の総長がマッドマックスとジョニデプに見えるのもなんか  

「あれ?」

って思っちゃったなあ(笑)

主演女優は、イーライ監督の嫁さんということで、完全ロバートロドリゲス「プラネットテラー」ローズマッゴーワン(婚約破棄別れ)の頃と同じ事をしてます。

ラストもその向こう側もまあね。


いかんせん。こんな大真面目に今時「モンド・カニバリズム」映画をやるという

なかなかの破天荒で
大真面目なイーライロス
その志
応援していきたい!
お疲れさまでした。




さて
イーライロスの
カニバリズム村にあっちゃったあ

学生大義アクト編

ホラーファンだけどうぞ!
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