個人的に好きだが、ケンタッキー食べながら見たのは失敗。
正義感溢れる主人公が、好奇心で参加した森林伐採から先住民を守る活動の最中に、トラブルで先住民族に捕虜にされ酷い目に会う話。
何が面白いかというと、この手の活動の偽善ぶりを痛烈に批判している点。
守ろうとしている部族がどんな人々かリサーチすらしていない。例えばビーガンなのに食人族助けに行っちゃだめでしょ。当然賢いリーダーはみんなのアホさを利用して小金稼ぎに走る。
極めつけは主人公の自己中さ。自分の正義感は貫いても人には一切思いやりがない。父親の心配を踏みにじり、ルームメイトの忠告も聞かず、ジャングルに友人を一人にし、手助けしてくれた部族の子を置いていく。(恐らく帰ったら酷い目にあう)
まああそこまで酷い目にあったらしょうがないが、彼女を通してこのような活動のダークサイドに切り込んだのはいい仕事だと思う。
