のんchan

アクトレス 女たちの舞台ののんchanのレビュー・感想・評価

アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)
3.6
“過ぎ行く時間”や“若さ”をテーマにし、大女優が抱える心の葛藤を描いている。

ジュリエット・ビノシュが過去に華々しく活躍した女優マリアを演じる。
そのマネージャーのヴァレンティンをクリステン・スチュワート。
そして、過去にマリアが演じた役所を新人女優のジョアン(クロエ・グレース・モレッツ )が演じることになる。

全編に渡り会話劇。ほとんどの場面、喋り通す。
ジュリエットは言わずもがなです。プライベートの時は薄いメイク(やはり年齢が出ますよね💦)しかし、女優を演じる時は打って変わって凛とした気品が漂いメイクも乗ってさすがに美しい✨

この作品を支えているのは、なんと言ってもクリステン・スチュワートだった🌟
10代の時から上手い🥺✨と思って感心している女優だけど、クロエとは比じゃない(ファンの方ゴメンナサイ)
マネージャー役を途中で降りてしまった経緯が不明なまま(ストレス?嘔吐のシーンが数回あったから身体上のこと?)そこが何とも不思議🤷‍♀️
良く考えると...原題が『マローヤのヘビ』。スイスの山の谷間をヘビのようにうねりながら進む雲とともにクリステンが消えたことによって“不在による存在感”が漂ったままラストまで行く。ふ〜む、なるほど❣️
のんchan

のんchan