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ジミー、野を駆ける伝説の水のレビュー・感想・評価

ジミー、野を駆ける伝説(2014年製作の映画)
3.6
“生存のために生きるのではなく、喜びのために生きよう”

実在の活動家ジミー・グラルトンと、ジミーのホール(誰もがそこで歌やダンスや朗読を学べる、いわゆる地域の集会所みたいなもの)を巡るお話。

10年前ホールを建設して教会と揉めた活動家のジミーは、アメリカに逃げ、10年ぶりに故郷の土を踏んだ。昔ともにホールを建設した同志に歓迎され、当時の恋人ウーナとも再会を果たしたが、村の支配体系は何も変わっていなかったー。

時代は第2次世界大戦のちょっと前。
アイルランドでは圧倒的な教会の支配の元、やりたいことができない抑圧された環境にあったらしい。無知だったので歴史の説明を割と丁寧に描いてくれていて助かった😅

もう観ていてつらくなるくらい😨
新しい風が吹いたら、人に耳を貸さないヨボヨボの神父が徹底して魔女狩りに踏み出すというクソ社会😱

そんな中、支配することじゃなくて
村人に生きがいを与えよう、みんなで楽しく生きようじゃないかと活動したジミーの求心力はすごかった🥰
ホールの活気と、みんなで踊るアイリッシュダンスが素敵だった〜❤️

そこに忍び寄る魔の手😱
終始、神父には腹立ってしょうがなかった💢老害過ぎて‼️🔥お前が魔女狩りの主犯やろが‼️なんか最後擁護するみたいな一言言うなや😱💢早よ死ね‼️と思ったけどこういうやつほど長生きするもんなんだよなー…やりきれんわ

村の人達に希望を与えた、それだけでジミーのやったことは永遠に語り継がれる偉業だと思った🥺👍

実話だからしょうがないけど、
ラストが爽快!ってやつじゃない💦
こんな時代があったのだと知ることが大切系作品でした😌💗
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