黄推しバナナ

青鬼の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

青鬼(2014年製作の映画)
3.0
監督 : 小林大介によるPCホラーアドベンチャーゲームの映画化。
ゲームからノベライズ版、舞台版、映画版と幅広いエンタメに広がっている。

【登場人物】

堀川杏奈(入山杏奈 / AKB48)
シュン(須賀健太)
ひろし(聖也)
卓郎(陳内将)
美香(古畑星夏)
たけし(尾関陸)

☑堀川杏奈、シュンはノベライズ版のみのキャラクター

☑ひろし、卓郎、美香、たけしはゲーム版、ノベライズ版と共に登場したキャラクター

☑ゲーム版とノベライズ版のキャラクター要素を少なからず取り入れている。

映画版の物語は、
青鬼の館に踏み入ってしまった仲間たちは青鬼という怪生物から逃れながら、各所に仕掛けられた謎や仕掛けを解き館からの脱出を試みる。

ゲーム版の物語は、
洋館に閉じ込められた主人公を操作し、各所に仕掛けられた謎や仕掛けを解きながら、洋館からの脱出を目指すゲームである。ゲームタイトルともなっている青鬼は様々な場所で突如現れ、主人公を執拗に追跡してくる。この青鬼に触れると、直ちにゲームオーバーになってしまうため、迫り来る青鬼をうまくかわすか、または身を隠してやり過ごしつつ、謎解きをしなければならない。

映画版に対してゲーム版との違いは、
①洋館では無い
②謎解き要素が薄い
③青鬼が喋る
※PCゲームとはいえ「ファミコン」レベルのクオリティーの為、「青鬼」が喋らないのはゲームの特徴と言える。

映画を見た感想は…

攻略本見ながらホラーアドベンチャーゲーム攻略してるみたいな感覚に落ち入る…

そりゃー「面白くない」てレビュー多いはずだよね…

You Tubeで「バイオハザード 7 レジデント イービル」のタイムアタッククリア動画をよく見てたのだが…これが最悪な位に怖くない…ハラハラしない…ドキドキも無い…
それは当たり前の事で次のエリアに行くためのアイテムの場所も中間ボスのラスボスの攻略方法も分かっているため終始恐怖は安定されている。攻略まで2時間もかからない。

そう…次のエリアに行くためのアイテムの場所も中間ボスのラスボスの攻略方法も分からなければ2時間以上かかってしまうということ…

ゲームでそれぐらいかかるという事は映画ではと言うことになる…

何が言いたいのか?

「面白くない」てレビュー多いのは…しょうがないと言うこと…

青鬼と同じ謎解き要素を映画に取り込むと相当の時間が必要になって来る。
3部作とかね…
3部作になったら見たいと思います…
3部作になったら私は見ません…

シュン(須賀健太)が趣味で作ったゲームの世界と現実世界とがリンクしてしまってると言う設定。なので謎解きはシュン自身が知ってしまっているため堀川杏奈(入山杏奈 / AKB48)を連れてサクサク進む…

ラストまでサクサク進み続ける…

そしてラストの落ちは、ゲームの世界と現実世界とがリンクしてしまっているために選択の変更によって「バッドエンド」が「ハッピーエンド」に確変されたでいいのかな…

余談ですが、
PCゲーム「青鬼」はプレイした事がありませんが、ニコニコ動画やYouTubeで実況プレイ動画は拝見してます。
それを考慮しても映画版「青鬼」は皆さんが酷評している程ではなかったかな…

ポール・W・S・アンダーソン監督
「バイオハザード」
みたくゲーム版の謎解き要素を全て捨てアクションホラーに特化した全振り系に「青鬼」もしたら違った評価になっていたかも…

後の祭りですが…

①鑑賞年齢40代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確
黄推しバナナ

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