トランスマスター

ジヌよさらば かむろば村へのトランスマスターのレビュー・感想・評価

2.0
元銀行マンが、金銭にまつわるトラウマを抱えてお金アレルギーを発症してしまい。東北の村に移住してお金を使わない生活を送るお話。村には人望の厚い村長を始め個性あふれる面々と神様がお出迎えです。

◆良い点/注目ポイント
・松たか子がアラフォーの魅力全開で異常にセクシー。私は背中の肉フェチという事がこの映画で判明しました。(汗)
・中村優子もそうですが、二階堂ふみの若さを圧倒する大人の色気がたまりません。

◆改善点
・人を笑わそうとしてのコメディ要素が私個人的にネタが滑りまくりで寒かったです。笑いを計算していないインド映画の笑いの質が高すぎてまだまだ邦画では笑いのツボに入りません。例えるなら『バーフバリ2』のような壮大なスペクタクル映画でいきなり観光地の湖に浮かぶスワンのような船が登場して(ん❓なんだこの違和感…。主人公が面舵いっぱい→空を飛ぶ(大爆笑)とか他の作品でもぽっちゃりの髭面のおっさんが美女に遭遇すると、目をキラキラさせながらスローモーションになるシーンなど狙っていない笑いは最強です。でも邦画でも『ロボジー』『少年メリケンサック』『勝手に震えてろ』は笑えます。

◆総括
・笑いも中途半端で、感動も出来ず残念な結果になりましたが、自分の潜在的な嗜好が発見できたのは良い収穫でした。