松尾スズキファンなもんで待ちに待った新作長編、胸躍らせながら劇場に足を運んで参りました。
初監督作品の恋の門が狂おしい程好きな私は松田龍平と再びタッグって時点で観賞前からもう小躍りしそうな勢いだし、その上サダヲちゃん始め大好きな大人計画の役者さん達が脇を固めてるとか俺得以外の何物でもない訳です、ハイ。
そんなこんなでハードル上がりまくった状態で観賞した結果、残念ながら前二作は越えてこなかったもののめちゃくちゃ笑わせて貰いました。とにかく小ネタがいちいちヤバい。笑いどころだらけでお腹痛い。
ごっつの旅館コントを彷彿とさせる村長のキャラとか…
はいりさんの顔芸はもはや国宝級だし…
ふみちゃんのパンチラとエロ龍平に関してはもうご馳走さまでしたとしか言えないし…(未だ網膜に焼き付いて離れない)etc...
作品としては正直、恋の門みたいなぶっ飛び感はなくクワイエットルーム～みたいなシリアス感も少なめで良く言えば大衆向け、悪く言えば中途半端な印象。でも原作(未読)に結構忠実らしいのでこんなもんなのかな。(私が大好きなある映画のオマージュって言うかパクリのあのシーンは原作通りなのか否か。正直あれはいらんかったなぁ…)
次回作は是非とも全力で振り切ったやつ希望。期待してます松尾監督…！
＊噂通り観客の年齢層がやたら高く、おっちゃんおばちゃん達と一緒に笑いながら観られて何だかとっても和みました。
2015.4.13 イオンシネマ京都桂川
