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娚の一生の群青のレビュー・感想・評価

娚の一生(2015年製作の映画)
2.7
ずっとひとりだと思ってたのに。


祖母の家に帰って来たつぐみ(榮倉奈々)は帰って来て早々祖母が亡くなってしまう。
1から生活をスタートさせるつぐみの前に、家の離れの鍵を持つ海江田(豊川悦司)が姿を現わす。そして二人の奇妙な共同生活が始まる。


豊川悦司は演技が上手いのか下手なのかイマイチ判断つきづらい。というか日本の男性の俳優には結構な数同じ気持ちを抱く。何故なんだろう…独特といえばそれまでかもしれないけど…
この豊川悦司のキャラはさらに独特でかなりの年の差の娘に恋心を抱き、しかもストレートにアプローチします。
なぜこの豊川悦司なら上手くいくいくんだろう。やはりイケメンだからなのか?くっそ!

キャラ的にもかなり魅力的。常に榮倉奈々を年齢的にも態度的にも気持ち的にも先回りしリードする。しかも子供に対しての接し方も心得ている。それは単なる性格ではなく自分の歩んで来た人生経験も関係あるけれども、それを含めてもカッコよすぎでる。外見だけでなく内面をいいのかよコンチクショウとなる。子供関係のエピソードが良かったなぁ。
でも一歩間違えたら、というか一般市民が同じことをしても十中八九、娘くらいの年の差の女の子に好かれるなんてことはない。むしろウザがられる。これは豊川悦司マジックなのだ笑

他のことも書こうと思うけど榮倉奈々は…うーん。エロいと感じたことはなかったなぁ。とりあえずトヨエツに対して最初はなんなんだよこのジジイって思う。それはいたって普通の感情です笑
でもなぜだか惹きつけられていく。結局トヨエツ話だから笑

つまるところおじさんを愛でる作品じゃないの?笑
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