卓越した作曲と編曲能力、歌唱力を持つ、ビーチ・ボーイズのリーダーにしてボーカル、ベース担当のブライアン。
1961年のデビュー以来、数々の楽曲を次々と作曲し、当時は珍しかったセルフプロデュースの手法により世に送り出すことで、ビーチ・ボーイズを名実ともに全米一のロックンロールバンドの地位まで引き上げた。
麻薬に溺れ、幻聴幻覚に蝕まれながらの成功時代と、80年代になってからも彼を悩ませる問題。
才能があるということもとても大変だと思わされる反面、名前を知っている程度だったビーチ・ボーイズの楽曲が映画全体に散りばめられており、ブライアンの才能を堪能できる映画。
最後の歌もすごく良い。歳を取っても変わらない素敵な歌声。