jaja

フューリーのjajaのレビュー・感想・評価

フューリー(2014年製作の映画)
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こうした極限状態にあって、自分を見失わず尚且つ必死に部下を守ろうとするドンと、平和な時代に生きてカッコの良いことばかり言うわりに部下を守りきれない私。この彼我の差に、なんだか観ていて恥ずかしくなってしまった。▼戦場での理不尽さを一番分かっていたのはもちろんドンなのだ。ひょっとしたら、一番苦しんでいたのもドンなのかもしれない。だから、新兵ノーマンには早くその理不尽さを乗り越えさせたかったのだろう。▼戦争は理不尽なだけでなく、限りなく悲惨だ。「理想は平和だが…」と言ったドンの言葉が重くのしかかる。
jaja

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