良作、戦車映画発掘隊☆
ずいぶん前に一度観た事があるので、なんとなくお話は覚えてました〜。
今回はちょっと視点を変えて鑑賞です。
これね、映画史上初めて本物のティーガー戦車が登場した映画なんです☆
ティーガー戦車って量産のきくシャーマン戦車と違って、そんなにたくさんは生産されなかったんです。
現在世界に6台しか現存していなくて、そのうち稼働出来るのはたったの2台。
今回『フューリー』に登場したティーガーはイギリスの博物館に展示されていて、この映画を制作するにあたって貸し出しをイギリスに依頼したそうよ。
ブラピたちが乗っていたのはシャーマン戦車。
これと対峙するドイツ側の戦車がこの話題のティーガーね。
これが怪物並みに強い。
メイキング映像を見ると1台のティーガーを倒すにはシャーマンが4,5台必要だとか。
そおゆう情報をウィキとフォロワーさんから仕入れた上で観てみると、更に興味深く観れました。
ところでこの映画、これまで観てきたどの戦車映画よりもお話がしっかりしてました。
当たり前か。
キャストからして格が違う。
人として一番まともな考えを持っていたノーマンくん。
戦場では場違いな存在だったノーマンくんが徐々に戦争慣れして行く様子が逆に痛々しかったな。
ラスト、戦車の下に隠れていたノーマンくんをわざと見逃したドイツ兵の青年。
あの彼も殺戮行為に疑問や嫌悪を感じながら戦ってきたんだろね。
戦争映画は苦手。
でも戦車は大好き。
困るなぁ〜(´Д` )