ちろる

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たちのちろるのレビュー・感想・評価

3.6
IN YOUR EYES
そういう意味だったんだ・・・。
想像してたのとは違ってSF色が強いラブストーリー。
他の人も書いているけれど、「君の名は。」にちょっと似ていて元ネタなんじゃ?と感じてしまうような、遠距離型 全く知らない男女の「シンクロニシティ」です。

自然の光をふんだんに取り込んだような柔らかい映像が美しくて、ストーリーそのものより画に惹かれる。
互いにどんな感じでシンクロしてくのかという映像も分かりやすい。

二人で互いの人生を共有余儀なくされてしまう2人は、たしかに恋に落ちるのは必然なのかもしれないけれどこれお互い見た目タイプじゃなかったらどうなんだろ?
旦那さんのこと愛してなかったからただの不倫じゃね?
と、ふと冷静に突っ込みたくなってしまった私は、多分この作品にどっぷりとはハマりきれなかったのかもしれません。

ただ、ゾーイ カザンはさすがこういう不安定な役をやるのが上手い。嫌味なくキュートに運命に翻弄されていくレベッカを演じていました。

アメリカ大陸は広いとはいえ、二人の待ち構える未来は前途多難。
ディランとのワイルドな生活にレベッカが耐えていけるのか、、と余計な事ばかり気にしてしまうだめな私でした。
ちろる

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