さうすぽー

ケープタウンのさうすぽーのレビュー・感想・評価

ケープタウン(2013年製作の映画)
3.4
自己満足点 67点

(短文感想)
オーランド・ブルームとフォレスト・ウィテカーを主演に迎えた、南アフリカが舞台の刑事クライム・サスペンス。

白人と黒人の刑事が若い女性の殺人事件を切っ掛けに麻薬組織と戦う内容。

フランスの映画だからか、バイオレンス描写は痛々しくてグロいです。
そして、南アフリカは治安が世界的に見てもかなり悪いと聞きますが、ケープタウンもその一つなのでしょうか?
とにかくギャング達の残虐非道さは凄まじいし、それによって作品の緊張度が上がっていたと思います。

ただ肝心なストーリーは普通でした。
南アフリカのアパルトヘイト要素も出てきてはいましたが、オーランド・ブルーム演じる刑事はクズでアウトローなキャラという以外に特に特徴的な要素は見当たりませんし、フォレスト・ウィテカーも凄惨な過去を持っている刑事ではあるけど特にこれといった要素も感じられず。

銃撃戦等は緊張感ありますが、ストーリー展開はスローテンポなのに色々と消化不良な点もあります。