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バレット・オブ・ラヴのhimacoのレビュー・感想・評価

バレット・オブ・ラヴ(2013年製作の映画)
3.8
夢の中にいるような色合いでぼんやりと流れる映像とロマンティックな音楽。
バイオレンスなシーンでさえもどこか夢の中のようなこの雰囲気、かなり好き。

捨て犬のような潤んだ瞳で見つめるチャーリー(シャイア・ラブーフ)も母性本能をくすぐるけど、危険なオーラを纏ったナイジェル(マッツ・ミケルセン)に惹かれるのは仕方がない。

チェロ奏者のガブリエラ(エヴァン・レイチェル・ウッド)との出会いに運命を感じるチャーリー。
父が最期に話した相手チャーリーに次第に心を開こうとするガブリエラ。
ガブリエラに異常なほどの愛で執着する元夫ナイジェル。

ラストシーン、3人の想いが巡る。
どれも愛のなせるわざなのか。

『ウィズ・ユー』のハリエット役のエヴァン・レイチェル・ウッドはこんなに美人になってたんだ。濃いアイメイクも好き。
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