ゲーマーの自分としてはゲームを題材とした作品は嬉しいし、昔懐かしいゲームキャラを美しい映像で見られるのは感動モノ。ただ、それを宇宙人の侵略方法として扱うシナリオはいささか無理があり、子供騙しである。各種設定も統一感が無くご都合主義。ラジー賞に6部門ノミネートされるだけはある。パックマンをビッチ呼ばわりするのは良くないよ。
シナリオへの不満は置いといて、感動した事といえば、パックマンの生みの親である岩谷徹氏が登場し流暢な英語でペラペラ演技しておりスゲェと思ったら、実は激似のそっくり役者だった事。
また、主人公のライバルのエディという頭のいかれた世界チャンピオンのキャラが、パックマンのパーフェクトゲーム記録保持者のビリーミッチェルとそっくりの風貌であり、また彼がドンキーコングでエミュレータープレイを疑われて記録を剥奪された経歴と同じようなストーリーラインを取っていた事。これビリー本人は怒るんじゃないのか?笑
不満はあるが、レトロゲームへの愛は確かに非常に感じられた。