このレビューはネタバレを含みます
フォロワーさんのベスト・ムービーに設定されていたような気がして鑑賞。
でも観終わった後、意外に軽いラブコメで終わり方もひねりが無くそのまんまだったので、イマイチ感動せず「しぇ！レビュー書く時マイ・フォロワーさんが不快にならないような書き方しないと。気を付けないと。」と思ったけど、その人のレビュー読んだら実はあんまり評価高く無かったので安心。（笑）
皮肉で厭世的な性格のマジシャン、スタンリーが友達に頼まれてアメリカ人の霊能者ソフィーのインチキを暴くため意気揚々とやってくるが、自らもソフィーの霊能力に魅了されてしまい・・・というお話。
神経症で皮肉屋のイギリス人マジシャンを演じるのは英国紳士と言えばまず最初に頭に浮かぶコリン・ファース。
若いアメリカ人霊能者ソフィーを演じるのは笑顔の魅力的なエマ・ストーン。
この性格もお国柄も年齢も全然違うカップルがとっても良くお似合いでキュートだった。
お話の舞台になる南仏コート・ダジュールの太陽燦々の美しい風景も綺麗だったし、ソフィーがパーティーに着て現れる20'sのモガ・スタイルのドレスもうっとりするほど素敵。
まあ終始皮肉を言い続けるスタンリーがちょっとうざいけども。
これ監督のウディ・アレンが自分自身の事を投影してるのよね、きっと。
お話はまんまハッピーエンドよりももっとシニカルな終わり方の方が心に残ったかもしれない。
昔ならハッピーエンドに大喜びしていただろう私だけど、今はこの２人くっついたはいいけどこの先上手くやって行けるのかなーなんて思ってしまう。歳取って現実的になってしまったみたい。(´；ω；`)ｳｯ…
