KEITO

バクマン。のKEITOのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
4.2
予告で見た時から佐藤健の「なる!俺は漫画家になるっ!」の言い方が可愛くてツボだった。

まず出ている役者が最高。桐谷健太、新井浩文、皆川猿時、リリー・フランキー、そして孝之様。これは間違いなく自分に見に来いと言う大根監督のお告げです。
この人達がいるホストクラブがあったら毎晩通いつめると思う。

役者のクドカンも結構好きだし、メインの若手4人の安定感もとても良い。結構、理想的なキャスティングだと思います。見吉とか岩瀬はいないけど、原作で彼女らが出ているとこはそんなに面白くないから削って正解かも。服部さんの見た目は原作とかなり違うけどいいんだよ!孝之だから!!

題材が「漫画」ということで映画的な動きが見せ辛い所を、実写とCGを駆使したバトル漫画さながらの演出に仕立て上げとても見事。絵が動き出す躍動感はとてもワクワクします。スタッフ名をジャンプ漫画風に見せるエンドロールなど小ネタも面白い。

後半の「友情・努力・勝利!」の場面も泣けますが、やはりグッときたのはサイコーとシュージンが描いた『この世は金と知恵』を子供から大人まで楽しそうに読んでいる場面。そういや月曜日が来るのが楽しみだったなあ…と自分に重ね合わせて涙腺が緩みました。ラストも綺麗に終わりましたね。


実は最近、20年以上買い続けてきたジャンプを買わなくなりました。漫画が嫌いになったわけでは無く、以前より熱心に読まなくなったり好きな作品が無くなったり、もしくはいい年してジャンプを買い続けるのが恥ずかしくなったり…。理由は分かりません。

しかしこの映画を見た帰り道、コンビニで久々にジャンプを買って読みました。パラパラと読みながら、「ああ、漫画っていいな」「やっぱり自分は漫画が好きなんだな」と大人になったいま、改めて気付かされました。

劇中、何度か『SLAM DUNK』の名台詞が引用されるので自分もそれに倣って締めようと思います。



「ジャンプは…漫画は好きですか?」





『大好きです。今度はウソじゃないっす。』