しげたに

バクマン。のしげたにのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
3.7
高校生の真城最高(佐藤健)はその高い画力から同級生の高木秋人(神木隆之介)に「お前が作画担当、俺がストーリー担当で、一緒に漫画家にならないか?」と誘われる。最初は乗り気ではなかった真城だが、片思いの相手で声優を目指す亜豆美保(小松菜奈)から「漫画家として、声優として、お互いの夢が叶ったら結婚する」と約束したことをきっかけに漫画家を目指すことになり...。

母が昨日見て面白かったと言ってたので、じゃあ見てみようかな~と軽い気持ちで視聴。

結果...うん、面白かった!(≧∇≦)
所々に挟まれるジャンプ漫画ネタが面白い!ジョジョ立ちしてはしゃぐ佐藤健&神木隆之介コンビとかスラムダンクの名言をテンション上がりながら言いまくってる皆さんとか!うわー超楽しそう!混ざりてえ~(´∀`)ってなりました(笑)

今作は原作を昔に読んだことあるだけでうっすら記憶にあるのみなのですが、原作とキャストとを比べて見るのも今作の面白さかなと個人的に思いました。
特に主人公コンビの担当編集の服部さん。あれ?原作ではゴリラ顔のタラコ唇だったよね?映画だとイケメン編集山田孝之になってるよ?!Σ(゚ロ゚;)山田孝之は個人的には好きなのですが1番ビックリしたキャストでした(笑)
あとは編集長がリリー・フランキー。これはハマってて最初見たとき吹き出しました(笑)似てる!特に頭の薄いところとかが!(失礼)
あとは新妻エイジが感じ悪すぎてビックリしました(笑)あれ~?こんなキャラだったかな?

エンドクレジットが漫画の背表紙をパロってて見ていてとても楽しかったです。
「監☆督☆助手」、「ヒカルの照明」、「るろうに装飾」、「録音助手100%」、「こちら世田谷区成城学園前小道具」
知ってる方はこれだけ見れば元ネタが分かるのではないでしょうか(笑)
漫画の背表紙のフォントもそのまま再現しているという徹底ぶり。思わず笑ってしまいました。いやぁこーゆーの大好きですよ!
気になる方はぜひぜひエンドクレジット見てみて下さい!

ああ!本筋のストーリーを全く語ってませんでしたね(^^;
ジャンプ漫画の王道をいく「友情・努力・勝利」の法則を書いていて、漫画家になるという夢が詰まった熱い作品です。熱すぎて勢いだけのような気がしないでもないですが、漫画が原作の映画化作品としては成功した方なのではないでしょうか(上から目線ですみません笑)
ジャンプの裏側、編集部のこともチラリと描かれているのでそこも面白かったです。
漫画が張り巡らされた編集部への廊下を1度でいいからナマで見てみたい(笑)

ジャンプ漫画が好きな方、漫画家になりたい方、ジャンプ漫画の裏側を少し覗きたい方にオススメの作品です。
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