ルック・オブ・サイレンスの作品情報・感想・評価

「ルック・オブ・サイレンス」に投稿された感想・評価

インドネシア大量虐殺の被害者サイドを中心としたドキュメント映画

劇中に加害者を対象とした姉妹作のアクトオブキリングが流れていて

正直なことを言うとそちらの方が気にはなる


なんと言うか被害者サイドの事情や心情を取り上げている分
加害者を責めている映像になる
それは仕方ないとしても責めるなら責めるでなんとも歯切れが悪いというか

もうちょっと感情的になっている場面も見たかった
何を目的としてるのかが今ひとつわからなくてモヤモヤする

感情的になったらなったでどちらかの肩を持つ作品になってしまっていかんのかもしれんけども
姉妹作の方も見てみないと判断つきづらいところではあるかな
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

2.7
インドネシアで起きた大量殺戮についてのドキュメンタリー。あくまで映画としての出来のみを判断すれば、私は前作の方が良かったと思います。今回の作品は、監督のジョシュアの視点が、まるで正義の使者みたいになっちゃったので、なんだかドキュメンタリー監督としての公正さを欠いてるような・・・?題材が題材なのでそうなるのも仕方ないとは思うけれど。アクト・オブ・キリングの時のいやらしさと言うか狡猾さと言うか、作品として世に出すための客観的視点がもう少しあればと残念に思いました。
nobu0326

nobu0326の感想・評価

3.5
なんという惨状。狂気の相乗で考えられない大殺戮という最悪の状況。やるせない無常感が漂うばかり。
はせ

はせの感想・評価

4.5
『最前線の映画を読む』シリーズ。ついにラスト!

アディには兄がいた。兄は1965年の虐殺で"共産主義者"として、アディが生まれる前に殺害された。アディの息子が通う小学校の教師は、かつて"共産主義者"たちを殺害した事実と、彼らの遺族はまともな職に就けず、50年経った現在も貧困に喘いでいることを喜々として語る。兄を殺した連中は今ものうのうと近所で暮らしており、肩身の狭い思いをしているのはむしろアディたち家族だ。アディは検眼師をしながら殺戮者たちの家をまわり、彼らを"尋問"していく…

『アクト・オブ・キリング』の姉妹作。
「謝罪をして欲しいわけではない。復讐をしたいわけでもない。ただこの苦しみを理解してほしい。」
「父親がやったことなんて知らなかった!もう済んだことなのにぶり返す気か?一体何が望みなんだ。」
この問答から、本作が遠い国で起こった僕たちとは関係のない事実を描いた作品ではなくなった。加害者と被害者の断絶を描くドキュメンタリーである。ドイツ人にとってのホロコースト、アメリカ人にとっての原子爆弾投下、そして日本人にとっての南京虐殺や慰安婦問題だ。過去をどうやって精算して折り合いをつけていくのか…。これまた壮絶な作品だった。
まりも

まりもの感想・評価

4.0
「インドネシア共産党員狩り」大虐殺。

被害者側。


弟のメガネ屋さん。


勇気を持って、一人立ち上がった。

覚悟を決めて、会いに行った。



「 アクトオブキリング 」
「 ルックオブサイレンス 」

生の声を記録した、この 監督も凄い。
 アクト・オブ・キリングの続編の今作は被害者家族の視点で描かれており、加害者視点の前作と対比した内容になっています。
前作では事件の様子を嬉しそうに語る加害者の姿にショックを受けましたが、今作では加害者の家族が事件に対して無関心なことに驚きました。
Yukimatsu

Yukimatsuの感想・評価

3.0
政治とは現実を良き方向へ持っていく過程である、というセリフで共産主義者の大量虐殺を肯定する議員。
虐殺過程を得意げに話す、元民間人部隊。
うそを子供たちに説く教師。
見ていて怖い。本当に怖い。
metamegane

metameganeの感想・評価

4.0
アクトオブキリングの姉妹作。自分の兄を虐殺された弟が、近所に住む加害者またはその家族と面会していく。過去を受け入れてもらえなくても、ひたむきな姿勢に心打たれる。
>|