2029年、機械に支配された世界で、人類軍は機械軍との戦争に終止符を打とうとしていた。危機を感じた機械軍は人類軍のリーダー、ジョン・コナーの母親サラ・コナーを亡き者にすべく1984年にターミネーターを送る。人類軍はそれを阻止すべく兵士カイル・リースを送り込む。
シュワルツェネッガーが帰ってきた。「ターミネーター」にはやはり彼がいないと締まらない。老いを感じさせる演出が逆に渋さを増す。無骨な態度とぎこちないスマイル。ああ、やっぱりこれだなぁ。
正直「いや、何回スカイネットぶっ壊すねん」とツッコミながらの鑑賞だったが、過去作品のオマージュの数々やそれを踏まえた新設定にワクワクした。でもあれ?4が無かった事になってない?クリスチャン・ベイルのジョン・コナーは結構好きだったんだけど。
今作にも勿論登場するジョン・コナー。演じるのはジェイソン・クラーク。うーん…なんかオッさんの感じが漂いすぎてるような…。ベイルがカッコ良かっただけに少しがっかり。中年臭い。
サラは良かった。若干似せつつかわいい。エミリア・クラーク。調べてみたら新進気鋭の女優さんらしい。今後の活躍に期待。
一番の見所は例の名台詞と共にあのBGMが流れるシーン。震えた。