KH

裁かれるは善人のみのKHのネタバレレビュー・内容・結末

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

wowowカンヌ映画祭特集積み録画消化5日目

胸糞映画というよりはどうしようもない現実の不条理に寒気がする映画かな。
「それでもぼくはやってない」と「偽りなき者」を足して2で割って、酒と暴力と権力をスパイスとして加えたような映画。

ロシアの片田舎の漁村で先祖代々の土地に住んでいる昔かたぎな男コーリャ。市長の次の市長選でのアピールとしての土地区画整備としてコーリャたちが住まう一帯を買収しようとするが、コーリャは拒否し、弁護士で友人でもあるドミトリーをモスクワから呼び出す。そこでドミトリーは市長の黒い噂をつかみ市長と裏取引するが、この田舎のお偉い住人の大半は市長の息がかかっており、、

題名からわかる通り、裁かれるは善人のみです。善人かどうかはこの映画を見たらちょっと疑問ですが。
子供がかわいそうな映画はやはり見ていて応えますね。。

裁判長の超絶早口が役柄も相まって見ていて一番不快だった。
KH

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