すんま

裁かれるは善人のみのすんまのレビュー・感想・評価

裁かれるは善人のみ(2014年製作の映画)
3.2
嘘は真実になった。何もかも失うことを恐れた彼は、司祭の“自分の領分で権力を握ってる者は自分の力で問題を解決する”の言葉通りに行動する。たまたま不幸な状況が利用された。真実を語ろうにも大きな権力の前では無力。信心深い者が、裏では私利私欲にまみれている。自分の全てを守りたいだけなのにかなしい。ロマの“嘘だ”が誰にも届かなくてかなしい。登場人物全員好きになれない。
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