Yukiko

夏をゆく人々のYukikoのレビュー・感想・評価

夏をゆく人々(2014年製作の映画)
3.9
2020年1月3日
『夏をゆく人々』 2014年イタリア制作
監督、アリーチェ・ロルヴァケル。
他の監督作品に『幸福なラザロ』がある。 

イタリアのトスカーナ地方。
人里離れた村に暮らす養蜂業の一家。
父ヴォルフガングは頑固な亭主関白。
母と叔母、長女のジェルソミーナの下に3人の妹達がいる。
7人家族だったが、ドイツ人の少年が「少年更生プラン」
の一環で、この家に預けられることとなった。
一家は、農業の近代化を図る役所から、生産工場の
設備を整える必要を迫られる。
ある日、テレビ番組「不思議の国」のスタッフがやって
来て、この一家が番組に出演することとなった。



オヤジさんがなんだかなぁ…
パンツ1枚で家の外で寝たりするのには驚く。
ワイルド自然派の父に対して、母と叔母と娘4人の女性陣。
父に反発しながらも、受け入れ、長女は父の養蜂業を
継承する。
ラストは家族全員で家の外で寝てしまう!
でもまぁ、ラストは長女を待っての行動とも言えるけど。

更生少年は、蜂に驚かないのかなぁ?
素手でいることもあり、アナフィラキシーショックに
ならないかなと心配をした。

子供達、大人も含めて出演者全員が演技達者過ぎる!
その自然すぎる演技に、ドキュメンタリー映像を観て
いるようだ。
幼い子供達は、演技と言うより自然に行動している
ところを撮影しているだけなんだろうか?

長女が相談事があって、寝ている両親の部屋に行った
ところ、母はパンツ丸見えの姿で娘と話す。
その自然過ぎる態度に、これが演技とは思えなかった。
Yukiko

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