2020年110本目。
「魅力的で目が離せないな」と感じたらミアワシコウスカ。
アガサの存在感。危うさ。魅せられたな。
普通にアガサが動くのを見ておきたかった。
テーマとしてはハリウッドという夢と欲にまみれた場所の深い闇を描いている。
膨大なお金が動き、多くのスターが歩く華やかなハリウッド。
その代わりに人間としてはどこか壊れてしまっている場合もあるのだろう。
特に名子役がロクな大人になっていないのとか見ると(マコーレカルキン)
実際のところ、ストーリーの軌跡は正直理解できないところもあった。
彼らが何かの亡霊に囚われているように、なんかフワーッと現実感がないものを見せられている感じ。まぁ現実感はなくて良い内容なんだけど笑
ハバナがレズセックスをしているのも、
ベンジーがワンちゃんを急に銃で撃ち殺すのも、
クリスティンが炎に包まれていくのも、
なんか、どれも変な感じだった。
ライバルの愛する息子の死を喜ばなければならない狂った世界で
最後は火でも水でもない、鈍器で普通に殺されてしまうハバナはなんか皮肉だった。