すんご

Mommy/マミーのすんごのレビュー・感想・評価

Mommy/マミー(2014年製作の映画)
3.8
1:1という独特のアスペクト比で画面に集中し易い作りとなっている映画!感情の動きによって、たまにアスペクト比が変わるのもいい!

ADHD(注意欠陥多動性障害)の主人公とその母親の物語。
悪い環境であってもガムシャラに生きていく母子と隣人の姿が感動的。

ADHDについて:
親族にADHD患者がいるため、この映画でADHDがどのように描かれているかがとても気になっていた。
少し物足りないのはこの映画ではADHDの多動性に主に焦点が当てられているけれど、不注意性の表現が少ない点。
個人的に実際のADHD患者の最大の問題は、最大限努力しているのにも関わらず、健常者レベルの集中力・注意力がキープできない点だと思う。今作は若干退廃的生活をしている母子家庭が舞台のため、ADHDが先天的な障害というよりも後天的に獲得された個性として受け止められてしまう可能性がある。
そのため、もう少々一般的な家庭環境でのADHDの表現なら、より一層観客にこの障害の特性が伝わりやすかったと思う。