うわあもう、めっちゃユニークなの観ちゃったよ…！って、まずそこに感動。
画面構成がほんとにユニーク。こんなの見た事ない。あの正方形の画面にぎゅぎゅっと人物が詰め込まれてて、感情が、物語が詰め込まれてて、何かが解放された時その狭い画面もまた解放される。この解放感たるや、ほんと素晴らしかった。鳥肌が立った。
画面構成だけでなくて、そこに詰め込まれてるものもまた全部良くて、色彩も豊かで（でもどこかノスタルジーな感じなのもまた良かった。青がとてもきれい）そんな鮮やかな色彩の中で繰り広げられる母と息子の、一言では言い表せない複雑で深い関係性の行方は、目には見えないんだけど暗い色合いで、その対比がとても映えてた。
うーん、うまくレビューできないんだけど、この作品観た時の衝撃が強烈で、とにかくあの画面構成が強く強く印象に残ってる。この監督の作品は初めてだったんだけど、彼の別の作品を観たくなった。まだまだ若いのに、すごいなあ。
