ジャケ写の爽やかさと反対的に、かなり重い映画。
アスペクト比で感情を表現する演出は鳥肌もの。そして音楽が全て素晴らしい。映画で音楽を多用すると演出的に安っぽくなるって言われることもあるが、全ての曲がストーリーを邪魔することなくハマっていた。oasisのwonderwall。"名曲は今も流れるよ"。
そして、「愛」ってとても多様な価値観であるし、定義できないものなんだろう。正解の愛なんてないけど不正解の愛もない。何が愛かなんて友人同士、恋人同士、家族同士でも違う。とても難しいものであるから、こんなにも音楽になるし映画になるし小説になる。そして愛の享受を願うんだろうな。
"愛だけではどうしようない。"