【Mommy/マミー】
あ、もうこれ好きかも。多分好きなやつだ。
はじまって数分で思いました。
描写スタイルは『インスタグラム・アスペクト』
静止画にすると、どの場面を切り取ってもオシャレな画ばかり。それだけでも惹き込まれ感動したのに、ただのこの(アスペクト比1:1)になっている訳ではなく、ストーリーや登場人物たちの心情が絡んでいる事にも更に感動したわけです。
余計なものがうつらない(1:1)から、あるシーンでは観ている側までも開放感や、色々なものから解き放たれた様な『自由』『希望』
そんな感覚さえも感じられることが出来ました。
ADHD(多動性障害)の主人公スティーヴ。
“母“というよりも“女“という印象しかない母親に不安を抱いていましたが……
終盤のセリフにはグッとくる場面もあり、息子を想う愛はとても深い。
そしてこの親子に刺激を受ける向かいに住むカイラ。この3人の関係がとても良い。
「母と子」の愛。
愛するがゆえの苦渋な決断や選択。
《S-14法案》本当にこんな法案が日本にあったとして、自分に置きかえると自分ならどうするだろうか?
そんな事が頭をよぎった……
🎬〚2020.033〛