このレビューはネタバレを含みます
少年の家族探しよりもロシア軍に強制入隊させられた青年の話が印象的でした。
入隊当初はあんなにビクビクして先輩や上官にボコボコにされ、初めて前線に行って仲間が殺されたショックで頭が真っ白になって動け…
チェチェン紛争についてよく知らなかったし、
それが最近まで続いていた事もこの映画を観て知った。
「無関心である事の罪」を考えさせられる。
両親を目の前で殺された少年の、
孤独な哀しい眼差しが胸に迫る…
そう。繰り返されている。今も。
戦争とは何か。
個の総体が仮に戦争ならば。
個のあらゆる戦争体験が、総体としての戦争体験であるならば。
総体としての戦争体験を見つめようとすると、個の戦争体験に…
後味ずっしり系でした。
映画としてはまぁあれですけど実際に世界ではこんなことが起こってると思うとめちゃくちゃ考えさせられます。
戦争は悲しみしか生まないなとそしてそれを起こすのは自分たちは安全で蚊帳…
考えさせられる作品だけど、考えさせられるなんて言葉じゃ足りないというか、それだけで終わらせちゃいけないんだろうな。無関心って一番ダメ。
公聴会でキャロルがチェチェンの現状を話してるのに眠そうにす…
このレビューはネタバレを含みます
1999年のチェチェン紛争で親と死に分かれ、声を失った9歳の少年が戦火から逃げる。偶然救ったEU職員が無力を感じつつ、少年の中にある現実と対峙していく物語。「隣人に思いを馳せられなくなった現代の話」…
>>続きを読むずっと辛い事は、人の心が耐えられないから、見たくないものには蓋をするのは人の防衛本能で、
平穏な暮らしを譲れないから、関わらないし、奪われそうなら攻撃する
私も普段そんな事をしている
今の暮らしもど…
もう駄目~こういう映画っ!
子供が不幸になるのが一番心に突き刺さる…
少年が小さい赤ちゃんを抱っこして、うずくまって大粒の涙を流してるシーンでダム決壊です…( TДT)
少年…とにかく良い人…
© La Petite Reine / La Classe Américaine / Roger Arpajou