ターナー、光に愛を求めての作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「ターナー、光に愛を求めて」に投稿された感想・評価

kumi

kumiの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

英国最大の風景画家ウィリアム・ターナー。

伝記映画での色彩についての言葉を書き出してみました


【自然科学者 サマヴィル夫人 プリズムの実験】

・紫の光のどの成分が物質を引き付けるか
 →まだわかっていない

針の先に紫の光が当たるとN極の磁気を帯びるのに
赤、青、緑ではうまくいったりいかなかったした、と
実験説明をしているときの会話で

・サマヴィル夫人 色彩は絶対

に対し

・ターナー 色彩は矛盾であり調和

と反論。

自然、闇、白は善で黒は悪だ、とも。


【ターナー 講演】

・透明は半透明に同化する
 色がないので何でも受け入れる

・水が色を示すことがあるがその色は光に反射しない
 色付きガラスのように屈折もしない

・目に見える物はすべて色彩によって認識される

・きれいな鏡は空を映し出すが色を加えると
 色が曇って自然の色を破壊する

・水は青空に挑んでるように見える
 
・色彩を持った時その物体の反射がより明確になる

・色彩効果はその物体そのものだ

・光を拒絶する物体もあれば
 光を吸収する物体もある

・鏡のように不透明な物もあれば透明な物もある

ターナー自身が好んだ色は黄色で、
最愛の父が手でこねて作っていました。
逆に嫌いな色は緑色。理由はよくわかりません。
LaserCats

LaserCatsの感想・評価

4.0
絶賛したい作品。
スポールはじめ俳優さんたちの演技は素晴らしいし、音楽もいいし、全部素晴らしい。
せい

せいの感想・評価

3.1
何となく手にとった作品。静かな感じと主人公の小汚い感じ。
不思議と引き込まれる作品。
邦題からカッコよさげな紳士風の画家が出てくるのかと思ったら、小太りというには膨らみすぎているネズミ顔の中年男性…笑
しかし非常に人間臭くて愛らしく暖かい。
序盤は陽気さもあったけれどだんだんと陰気さが増していったように感じました。あと謎の小汚さ…なんでかな…。
ターナーは光と色に関心を寄せていたんだなと感じられるところがたくさんありました。

カメラが引いた視点での風景がとても綺麗だった。
始まりの小川と水車小屋と太陽のシーンとか移動中の馬車と池のシーンとか窓から見える海の風景とか…挙げ出すとキリがないですね。
水曜日

水曜日の感想・評価

4.0
即興演出のマイク・リー監督が描く史実映画。

ティモシー・スポールは天才ターナーの絵から感じる霊感によって演技でもしてそうな感じさえする。(実際のターナーは知らないけど)
問題は彼の入れ込みと全力が凄すぎて、他の役者さんが全員霞んでしまったことか…。
rilka

rilkaの感想・評価

3.6
ターナー像とターナーの描く絵のギャップがとても良かった。実際、ターナー自身の容姿はあまりよろしくなかったと聞きかじった記憶がある。崇高な絵画を描く画家は自身も美しくなければならないなんてわけはない。
こういった伝記映画にありがちな、駆け出しの若い頃からの苦悩を描くのではなく、既に著名になっていて、あのターナーでさえ落ち目になっていく時期を選んで描くという視点の置き方も新鮮で良かった。
それにしてもティモシー演じるターナーのキャラもさることながら、若き日のラスキンがあまりにもハマリ役で大爆笑してしまった(Modern Paintersを読み終えたばかりだったのでなおさら)。
アート推しの伝記映画かと思ったが、ティモシー演じるターナーが姿だけですでにコミカル、さらに後半に進むにつれ周囲との掛け合いも面白くなってきて、半生をデフォルメして描いたみたいになってた。実際はどんな人柄だったのか知らないが、こんな感じだったのかなー?
Seina

Seinaの感想・評価

2.5
ターナーの時代の日常をのぞき見しているような感覚の映画。映像はターナーの晩年の絵画を思わせる眩しい光と滲むような優しい色合いが混ざり合っていて美しい。
残念な点を言えば、この映画では、晩年だけを切り取っているのがもったいない。どうせターナーという人物を題材とするのなら、アカデミーで評判を得ていた青年期と中年期、晩年の対比を盛り込むべきだったと思う。中年期以降のぼんやりとしたターナーを代表する風景絵画にたどり着くまでを描かなければ、ターナーという人物、そして絵画の魅力を伝えることができないのではと思った。
MINDTHEGAP

MINDTHEGAPの感想・評価

2.0
ターナーの美しい絵と、下品な人物像とのギャップが凄い。
これはあえて映画化なんてしない方がよかったのでは、、と思わせるくらいに。
画家の人柄がわかる映画は初めて観たのでそういう意味では面白かったが。

長すぎて耐えられず、珍しく途中でやめた。