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サンドラの週末のmのレビュー・感想・評価

サンドラの週末(2014年製作の映画)
3.0
@「善戦したわよね」

リアルとそして希望を与えてくれる作品。

うつ病から復職しようとしていたサンドラ。
そんなサンドラに突如、職員にボーナスを支給する為サンドラを解雇する、という告げられる。
週明けに行われる投票で自分のボーナスを諦めてくれる人が過半数いればサンドラは復職できる。
ボーナスを諦めてくれるように職員に掛け合い始めたサンドラ。

設定からして重い作品。
観るか観ないか決め兼ねていたけど、やっぱり気になって鑑賞。
胸が締め付けられた。

BGMも無く淡々とドキュメンタリー仕立て に展開されるストーリーにキツかった。
私たちの生活であり得ないとは言い切れない。
もし私が、人がお金か選んでと言われても無理。

綺麗事だけじゃ片付けられない現実がある。
サンドラも「絶対私にいれて!」なんて言えないあたり病む人だなって思った。

ラスト。
彼女が自信を持って言ったセリフ。
彼女は強かった。
本当に強かった。
まだ困難な事があるけれど、彼女は絶対に大丈夫だと思う。

ストーリー : ★★★☆☆
映像 : ★★★☆☆
設定 : ★★★☆☆
キャスト: ★★★☆☆
メッセージ性 : ★★★☆☆
感情移入・共感 : ★★☆☆☆

cc/月曜日、見つけ出すのは自分が生きる証
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