サンドラの週末の作品情報・感想・評価

サンドラの週末2014年製作の映画)

Deux jours, une nuit/Two Days, One Night

上映日:2015年05月23日

製作国:

上映時間:95分

3.4

あらすじ

サンドラは体調不良から休職していたが、まもなく復職する予定だった。ある金曜日、サンドラは突然解雇を言い渡される。しかし、同僚のとりなしで週明けの月曜日に同僚たちによる投票を行い、彼らの過半数がボーナスを諦めてサンドラを選べば仕事を続けられることになる。ともに働く仲間をとるか、ボーナスを取るか、シビアな選択……。その週末、サンドラは家族たちに支えられながら、同僚たちを説得して回る――。どのような言…

サンドラは体調不良から休職していたが、まもなく復職する予定だった。ある金曜日、サンドラは突然解雇を言い渡される。しかし、同僚のとりなしで週明けの月曜日に同僚たちによる投票を行い、彼らの過半数がボーナスを諦めてサンドラを選べば仕事を続けられることになる。ともに働く仲間をとるか、ボーナスを取るか、シビアな選択……。その週末、サンドラは家族たちに支えられながら、同僚たちを説得して回る――。どのような言葉で人の心は動くのか、自分の人生と善意は天秤に掛けられるのか、サンドラは仕事を続けられるのか……サスペンスに満ちた展開に目が離せず、投票の瞬間は見る者までもが緊張をしてしまう。人と人の絆、人間の強さ。愛とかすかな希望を抱いて、彼女の長い週末が始まる。

「サンドラの週末」に投稿された感想・評価

踊る猫

踊る猫の感想・評価

3.6
ダルデンヌ兄弟の作品は不勉強にして『ある子供』しか観ていないのだけれど、二度流れるカーステレオからの音楽を除けば BGM は流されず、扇情的にこちらの気分を持ち上げたり下げたりさせないあたりはダルデンヌ的と言えるのだろうか。点数は低くなったがつまらないというわけではない。むしろ今後の EU ないしは日本の雇用情勢を考える上では「必見」とすら言えるのかもしれない。では何故点が低くなったのかと言えば、例えばアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『BIUTIFUL』や(この映画は音楽にも救われていたのだが)ケン・ローチがやったようにサンドラと彼らを取り巻く貧窮をきちんと描けていないことに尽きる。失業って確かに重大な危機だね……という以上のものが響いて来ないのだ。ステレオタイプなものであるにせよ、社会問題を扱うならもっと多彩なニュース/トピックを取り入れて分かりやすく提示すべきだったのではないか。これでは長めの短編映画を一本観させられたような気にしかならず、オチの余韻も興が醒めてしまう。
pochall

pochallの感想・評価

-
主任に人でなしって言ったときの、声が出ないサンドラが勇気を振り絞ったんだろうなってわかる表情と
最後マニュと電話してて、サンドラが「私もよ」って言うんだけど、ジュテームって言われたんだろうなってわかる表情がよかった。


やらない後悔よりやる後悔のほうがよっぽどいいってことだ
うに

うにの感想・評価

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映画音楽がなくても、引き込まれてしまう演出と演技のすばらしさ。
自分は同僚を守れるだろうか。
苦しくても説得し続けられるだろうか。
マリオンコティヤールさすがです。
siyi

siyiの感想・評価

-
2017/11/14 マニュがいてよかったよほんと。
こんな映画っぽくない映画は初めて。
小森

小森の感想・評価

-
同僚に自分の失業に投票しないでほしいと言って回るんだけど、鬱の人にそれは酷なんじゃないかと思った。てか投票でクビにするか決めるなんて糞みてえな会社だな。絶対ギスギスするわ。
突如訪れた、これまでとは違うサンドラの週末。

体調不良で仕事を休んでいたサンドラに、復帰しようと思った矢先に職場から電話が入る。「サンドラの復帰か、従業員のボーナス取り消しか。月曜日の投票で決める。」サンドラは従業員から過半数の表を得るために奮闘するが、、

見ていてとてもつらかったです。

いきなり、自分が失業しない代わりに同期のボーナスを無くすなんて、厳しすぎますよね笑。

一人一人訪ねて、説得するシーンがあるのですが、とてもつらかったです。

同期にも同期の生活があって、みんな収入が減ると厳しいのは同じだと分かっているのがよりつらいです。

終始BGMは無く、サンドラの日常を実録した雰囲気で映画は展開していきます。

そのためリアルで、サンドラに自分がなったような気持ちで鑑賞していました。

「サウルの息子」に味わったリアル感と、近いものがあったかも知れません。

映画ならではのドラマティックな展開や、気の利いたセリフ、ハッピーエンド。そんなものは取っ払って、映画というよりも、ドキュメンタリー。

短くて見やすいので、興味を持ったら見てみるのもいいかも知れません。
かくわ

かくわの感想・評価

3.0
人か金か

休職した社員を復職させるか、自分たちがボーナスを貰えるか
というエゲツない投票が行われ、失業する事となったサンドラ。

再投票にこぎつけ、同僚達を説得する週末の物語。

こんなブラック企業、自分から辞めろよと思ってしまいなかなか感情移入できない。

ただ、それぞれの家庭の事情や良心との葛藤が丁寧に描かれている。

2017年101本目
Kota

Kotaの感想・評価

3.7
これぞまさにヒューマン映画。
突然解雇を言い渡されたサンドラ。覆すには16人の同僚にボーナスを諦めてもらう事。すごく絶妙な設定だよね。笑

音楽もなく淡々と太陽の下、同僚を説得しに行くサンドラ。映画とは思えない自然さと、リアルな会話や表情。自分だったらどうするかな。今もボーナスありきで生活してるし、きっと悩んでしまうと思う。

マリオンコティヤールはマリアンヌの頃から気になってる女優さんだけど、今回は地味な田舎のママを見事に演じていて幅の広さに驚きました。

最後はとても清々しかった。サンドラを愛する人はずっと側にいるってこと。自分だけでなく人の事を考えられる人になりたい。
ノブ

ノブの感想・評価

4.0
緩み気味だった心が引き締まった

人それぞれいろんな事情を抱えているが、思考や性格によって結論は変わってくるのかもしれない。
とても勉強になった
iceman

icemanの感想・評価

3.4
サンドラにとって苦しみの週末…

もしも自分事ならどう決断するのか…?
作品が問いかける。

人として最も難しく苦しい選択…

人助けか自分の生活か…?

どんなに親しい間柄でも、その結論は冷たい。
しかしそれも厳しい現実があるから。

本人にとって魔の月曜日。それまではと頑張るのだが彼女の思いは段々変化する。

作品中、彼女が笑う顔を探す自分がいた。

人としての尊厳とは何か?

ブラックアウトのエンドロールは、観ている側にその考えを問う時間。
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