「日本でこの画を描けるのか?」
日本でこのテーマで映画にすると、多分もっとドロドロのストーリーで、もっと暗い画面で撮られるだろうなと思う。フランスが直面する社会問題を比較的明るい画面で、ドロドロせ…
社会的な弱者を描くダルデンヌ兄弟監督作品。
ケン・ローチ監督と同じテーマですが、そこに批判性はないんですよ。とても客観的。ハンディーカメラ主体のドキュメンタリー風の作風だから余計そう感じるのかもし…
〈労働とは〉〈雇用とは〉〈人間社会とは〉〈生命とは〉といった哲学の掘り下げが一切なく、主人公が目の前の〈現実〉にどう〈対応〉するかだけを描いてる。
ジャーナリスティックに?
いやいや、じつは高くない…
経済状況、労働環境、雇用制度が違うが故に、この会社のやり方がこの国ではよくある事なのかわからず、サンドラに共感も感情移入も出来なかった。はっきり言って図々しいと思ってたけど、ラストで成長が感じられた…
>>続きを読むダルデンヌ兄弟作品
失業を強いられたサンドラ。
ボーナスを受け取りたいか、サンドラを復職させたいか、社員の半数以上の票をあつめられたら復職させてやるという上司からの提案
サンドラの生活をかけた週末に…
現実世界で映画のような奇跡の展開が起こることって無いのよね。
そういう作り手にとって都合の良い演出が無くとも、ちゃんと心にジワーっとくるこの手の話が本当に好き。
サンドラが生きる強さを取り戻す姿を…
じっと画面から目を離せず。
なんかストーリーはすごく単純なんですがその内容から、次どうなるんだろう、ってずっと思ってて結構楽しめました。
こんなことってホントにあるんですかね。決められないです。…
うつ病で休職後、元の仕事に復帰しようとしたサンドラは、社長から解雇を言い渡されてしまう。
サンドラが戻る前に、社員にサンドラの復職とボーナスの付与、どちらが良いか投票させており、ほぼ社長の強制でサ…
© Les Films du Fleuve - Archipel 35 - Bim Distribuzione - Eyeworks - RTBF(Télévisions, belge) - France 2 Cinéma