スペインの名匠 ペドロ・アルモドバルがプロデューサーを務め、アカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされたブラックコメディ
絶望的な不運の連鎖に巻き込まれていく男女6人のエピソードをそれぞれ描き、6つの短編で構成されたオムニバス
窮地に追い込まれた人間の、“スイッチ”が入ってしまってから起こす衝動的な行動を、風刺混じりでユーモラスに描かれているので、もちろんいい結末を迎える話では無いけど、じわじわくる面白さ
ブラックコメディ大好きな自分としては、ブラックな切れ味が弱い気もするし、ストーリーにそれほど新鮮さもないけど、6つ全てのエピソードがちゃんと面白く作られてはいるし、全てに共通して存在する『フォーリング・ダウン』感もやっぱり笑っちゃう
中でも、煽り運転から『激突』ばりのやり合いを繰り広げるエピソードと、駐車違反を繰り返す災難に見舞われるエピソードがツボだった
ラストの結婚式のエピソードに関してはなぜかわからないけど既視感が凄い
ブラックコメディが好きな方は観て損は無いかと😈👌🏻
〈 Rotten Tomatoes 🍅94% 🍿92% 〉
〈 IMDb 8.1 / Metascore 77 / Letterboxd 4.0 〉
2021 自宅鑑賞 No.030 U-NEXT
