笑える作品だと思って観に行ったけど、いや笑えるシーンは個人的には一つもなかった。
6話からなるオムニバス。1話目5分、2話目10分、3話目から25分ずつぐらいの構成だったと思います。
1話目。飛行機に乗って隣の席のはじめましての人とお喋りをしていると、共通の知人がいることが判明。すると後ろの人も「偶然ですね」。そして他の人も。この人も。あの人も…。
短いけど一番シンプルで好きかもしれない。
2話目。レストランの店員。恨んでいる男が来店し、毒入りの料理を出して殺そうとする。しかし男にはなぜか効かない。するとそこへ男の息子が入店してきて、同じ席に座ってしまい…。
3話目。映画「激突!」のような展開。とてつもない殺し合いが始まります。2人仲良しな結末になります。
4話目。この話は一番嫌い。なぜここまでのハッピーエンドになる。
5話目。裕福な男の息子が妊婦をひき逃げして大ニュースになってしまう。息子を守るため、男の使用人に50万ドルで身代わりになってもらう。しかし事は上手く運ばず、金の亡者たちの争いが始まっていく。
これの結末はけっこう好き。
6話目。結婚式、花婿の浮気を花嫁が知り、式のぶち壊しに走る。浮気相手の女は大ケガをし、周りの人たちも大混乱。花婿は「あんまりだ…」と大泣きし始める。しばらくすると花婿は、開き直ったかのようにすっと立ち上がり、歩き出し…。
最終話にふさわしい(?)予想外な結末になります。
