マッサージ屋2号店

アメリカン・スナイパーのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)
4.0
『グラン・トリノ』クリント・イーストウッド監督作品。
イラク戦争時に160人殺した伝説の狙撃手の物語。

劇場公開時以来、約8年ぶりに鑑賞しました。
アメリカ同時多発テロ事件を目の当たりにし志願兵としてシールズに入り狙撃の腕を磨いたクリス・カイル。

オープニングに子供が手榴弾を持ってアメリカ兵を襲うかどうかというシーンからスタート。
射殺すべきかどうかのヒリヒリした緊張感が。
そんな精神状態が160人もあればどうなるか…。

アメリカ本国に家庭がありながら一時帰国しても精神がたかぶり、気が休まらないんですよね。
ここまで殺人マシンにならないと務まらない。
こういう形で戦争の恐怖を見せつけられるわけです。

初見時は絶賛したんですが、イラク側の立場でも考えるとちょっとな…という気がしまして。
アメリカ側からしたら英雄なんでしょうけどね。