Braun

アメリカン・スナイパーのBraunのレビュー・感想・評価

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)
5.0
実話に基づいた話
米軍史上最強の狙撃手クリス・カイルの半生

予備知識ゼロで見た為ラストのあまりにも無慈悲な現実に衝撃が走って鳥肌がおさまらない。

戦争への没入感や、それによる個人や身内への弊害、そしてその残酷さを忠実に再現している。
視覚効果等で再現した1917よりも遥かにその残酷さが伝わった。

戦場への派遣毎にパートが区切られていて、パート毎にクリスの心情に変化が感じられる。

この映画は「読み取る」と「感じる」の両方を巧みに兼ね備えた作品でとても考えさせられる内容でした。

戦場では容赦なく子供や女性の命も奪われている。
こんな場所にいると精神がおかしくなってしまうのは言うまでもない。
「戦場に行く」という事は「死ぬ覚悟」と「殺す覚悟」が必要である。

第4回の派遣の時、クリスがそれまで平気で打っていたはずの子供が武器を拾っている様子を見つけ、殺さざるをえない状況に立たされている中、明らかな躊躇いを見せていたのも印象的だった。
(あのシーンは安心しました)

そして正気を段々取り戻して行くわけだけれどもあの最期ですよ。

何故そうなってしまうのか。
何故そんな世の中なのか。
あまりにも残酷無慈悲です。

悲しくて仕方が無い。

余韻が凄まじい。

評価5です。
見なければならない作品です。






※このレビューを書いた人は映画「ビキニカーウォッシュ」のレビューで「おっぱい丸出しサイコーーーーー」と言っていた人と同一人物です。