アメリカン・スナイパーの作品情報・感想・評価

アメリカン・スナイパー2014年製作の映画)

American Sniper

上映日:2015年02月21日

製作国:

上映時間:132分

3.9

あらすじ

米軍史上最多160人を射殺した男。国を愛し、家族を愛し、それでも戦場を愛した男――。 ある日、9.11の惨劇を目撃したクリス・カイルは、自ら志願し、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊をする。イラク戦争のさ中、クリスが命じられた任務は「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること。」その狙撃の精度で多くの仲間を救ったクリスは“レジェンド”の異名を轟かせるほどになる。しかし、彼の腕前は敵の知るとこ…

米軍史上最多160人を射殺した男。国を愛し、家族を愛し、それでも戦場を愛した男――。 ある日、9.11の惨劇を目撃したクリス・カイルは、自ら志願し、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊をする。イラク戦争のさ中、クリスが命じられた任務は「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること。」その狙撃の精度で多くの仲間を救ったクリスは“レジェンド”の異名を轟かせるほどになる。しかし、彼の腕前は敵の知るところとなり、“悪魔”と恐れられ、その首には2万ドルの賞金を掛けられ、反乱兵たちの標的となってしまう。 一方、クリスの無事を願い続ける家族。平穏な家族との生活と想像を絶する極限状況の戦地…過酷なイラク遠征は4回。愛する家族を国に残し、終わりのない戦争は幾度となく、彼を戦場に向かわせる。度重なる戦地への遠征は、クリスの心を序々に蝕んでいく… 息つく暇もない極限の緊迫感で誰もの心を打ち抜く―伝説的スナイパーの半生を描いた、衝撃の実話。世界を震わせる真実のドラマが幕を開ける――。

「アメリカン・スナイパー」に投稿された感想・評価

shinichiro

shinichiroの感想・評価

3.8
やっぱノンフィクションは入りやすい。
そしてイーストウッドは伝えたいことがわかりやすい。
光と影。
とにかくエンドロールが印象的な作品。泣ける。
c

cの感想・評価

4.1
映画館で観たけど、息止める瞬間が何回もあった。
hachiwan

hachiwanの感想・評価

4.2
女、子供でさえ自分の命を狙ってくる戦場その恐怖と無実の人を撃ってしまうかもしれない苦悩
スナイパーの心情が映画を通して伝わってきます。
途中砂嵐のシーンは自分の心臓の音が聞こえます。
心の推移に目が離せない
戦争とは何かを問うテーマに加え、英雄と呼ばれたクリス・カイルの光と影を通じて戦争の無惨と悔恨と戦争高揚を冷静に描写し、戦争の欺瞞や真実を探りアメリカの実情を焙り出す。

クリスは幼少時に父親から「羊を狼から守る番犬たれ」と教えられた価値観と天才的な射撃の技術で、愚直で不器用な性格ながらアメリカや仲間を守ることに無上の責任感を持ち、戦争に志願したことを洗い出すことで背景や人間性を確立して戦地での行動に確かな説得力が生まれる。
そして、故郷に残した家族を思いながらイラク戦争で大活躍することでアメリカからは英雄、反乱軍からは悪魔と呼ばれる。

重厚なテーマにスナイパー同士のプライドを懸けたスリリングな攻防のアクションを取り入れるバランス感覚は絶妙で、敵側のスナイパーにも家族がいることを取り入れることも巧妙。

スナイパーを狙撃した後の敵味方がわからない銃声が飛び交う砂嵐の中を潜り抜けて脱出するシーンは、クリスの混沌とした心情を表す。

次第に、戦地で一発撃つたびに心を異常昂揚される戦争麻薬に溺没されていき、その快感のスパイラルから抜け出せなくなるように再び戦場へ向かう。合計4回イラクに行くことになる戦場で心が蝕まれる男の悲劇は決して英雄伝でない。

帰国後にPTSDに悩まされながらも、良き夫で良き父でありたいと葛藤する姿に心打たれる。その心の傷を癒すことは支える家族でさえ困難で、国は対応できない難題だろう。

戦地では自分と同じ狙撃手に物影より狙われ、帰国してもPTSDの恐怖やテロリストにとって高額の賞金首として狙われ、次第に自己像幻視に侵食されていく深い苦悩と因果な運命が、戦争の理不尽を浮き彫りにす。

アメリカにとっては愛国と反戦は対極のように思えるが、愛国精神も生かし反戦映画に仕上げるクリント・イーストウッド監督の手腕は世界最高といっても過言ではないだろう。映画館で見れて本当に幸せ。

クリス・カイルのみだけでなく戦争で亡くなった全ての人々に捧げるような無音のエンドクレジットに感銘を受ける。

・2015年 洋画 作品賞:第1位
もう一度見たい)^o^(
ちょっとグロかったけどカッコ良すぎた
なる

なるの感想・評価

3.7
考えさせられる
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