私の少女の作品情報・感想・評価・動画配信

「私の少女」に投稿された感想・評価

同性愛、児童虐待、不法移民、地方過疎化
といった社会問題が複合的に提示されながらも決して説教的ではなく、様々な感情が沸き、心を揺さぶられた作品。

ペドゥナ、キムセロンの迫真の演技も必見。
kaoru88

kaoru88の感想・評価

3.5
ペドゥナ主演の社会派サスペンス。
子役はアジョシのキムセロン。
同性愛、児童虐待など重たいテーマやハッピーエンドとは言えないラストもなかなか好きでした。
キムセロンの華奢さとゾッとするほどの演技力が素晴らしい。
ドミノ

ドミノの感想・評価

2.7
レズビアンの私からしたら胸が痛い映画だった。
でも映画の風景の感じは好き
マトリ

マトリの感想・評価

3.5
児童虐待、何事もなあなあにする田舎、不法滞在者の強制労働、イジメ…テーマが重過ぎてキツかった
ペ・ドゥナ演じる警察署の署長が不祥事で飛ばされて来た理由もあまりにも酷い
何も悪い事をしていないのに不祥事にされてしまうのがかなり滅入る

ドヒに対して継父と婆さんがしてきた事もドヒを捨てた母親も絶対に許せない
憎ったらしい婆さんが死んだ時は思わずほくそ笑んでしまった

ドヒがアイドルの真似をして踊ったりモノマネをして署長を笑わせるシーン
刹那的な幸せを感じる良いシーンだったけどこの辺りで不安感も増してきた
案の定最悪の結末を迎える

ペ・ドゥナの孤独感溢れる演技が素晴らしかった
キム・セロンの表情もとても良くて、特に泣く手前の目に涙が少しずつ溜まっていく感じが凄かった!

このレビューはネタバレを含みます

わたしのやりかたで
腐ったおとなを成敗します
【ドゥナドゥナドゥ~ナ~ドゥ~ナ~
少女を乗せて~♪】
扱ってるテーマがヘビー。

本作はペ・ドゥナじゃなきゃダメだし、
キム・セロンじゃなきゃダメという感じ。
ソン・セビョクのクズっぷりも良い。
韓国映画でのクズは最大の賛辞である。

「トガニ」「幼い依頼人」と似たテイストで、決して楽しい作品ではないけど、映画らしい重厚さを感じた。

韓国映画のエンディング曲は印象的なモノが多いが本作もその1つ。
邦画って有名歌手使っとけばいいでしょ感が強いけど、韓国映画は作品内容とちゃんとリンクする曲が多いと個人的には思ってます。
maverick

maverickの感想・評価

4.0
2014年の韓国映画。監督は本作が長編映画デビューのチョン・ジュリ。国内のみならず、第25回ストックホルム国際映画祭でも最優秀新人監督賞を受賞するなど高く評価されている。


ソウルから田舎の漁港の村に警察所所長として赴任してきた主人公のヨンナム。彼女はそこで一人の少女と出会う。少女の名はドヒ。学校ではいじめられ、父親には酷い虐待を受けている。祖母もこの子を嫌っており、「馬鹿」だの「アマ」だの酷い言葉で罵る。ヨンナムはそんな状況を見過ごせず、ドヒに目をかけるのだった。

撮り方が上手い監督だなと思った。印象的で絵になるシーンが多々ある。ただ、いまいちパンチに欠けるというか。どうにも心が動かない。ドヒの境遇や閉鎖的な村での理不尽さなどに気分が悪くはなるものの、それ以外の部分で作品がぱっとしないのだ。ヨンナムとドヒの心の繋がりだったり、二人がそれぞれに抱えるやりきれない思いというのが強烈には伝わってこない。作品としても何が描きたいのか不明瞭で、エグイ話の割には淡々と物語は進んでいった。

この作品いまいちだなと思いつつ鑑賞を終えようとしたのだが、最後の方でようやく作品の方向性がはっきりとする。それを感じた瞬間に、自分の中で一気に本作の評価が上がった。これは作品の描き方が上手くないというより、終盤まで作品性をあえて不明瞭にしているんじゃないかなと。作品性にしろ結末にしろ、様々に想像させる。で、最後にそれがはっきりした時のインパクトを大事にしているんじゃないかな。

主人公を演じたペ・ドゥナは本作で様々な賞を受賞している。この若さで所長を務めるという役柄に説得力を持たせており、低めのトーンで常に冷静沈着。相手を見据える男顔負けの迫力に凄味がある。このエリートの彼女が小さな漁港の村に赴任してきたのには訳があり、誰ともつるまず一人寂しく酒に溺れるというギャップの部分で役の深みを見せている。様々な役柄を演じ分け、その都度説得力のある演技を披露する素晴らしい女優だ。

少女を演じるのは『アジョシ』の天才子役キム・セロン。本作での迫真の演技も凄かった。ぞっとする怖さがある。親から愛情を受けずに育つ子供がどうなるか、それをこの作品では示している。自分が悪いと思い込み、傷つくことを自ら受け入れてしまっている。その痛々しいまでの苦しみが表現された熱演ぶり。素晴らしかった。


ラストで大きく印象が変わる作品だと思う。胸糞悪い内容ではあるが、この作品から学ぶことは大きい。子供への虐待が事件となって報道されることは少なくない。虐待がどれほどの罪なのか、本作を観ればよりはっきりする。どんな理由があれ虐待は罪。そのことをしっかり認識させる作品。そういう作品性だから評価されているんだなと。観てよかった。
umi

umiの感想・評価

3.0
静かに進むストーリー。継父に虐待されてる女の子を、同性愛者で飛ばされてきた駐在所長が救いの手を出す。でもそこは田舎の閉鎖的空間…他にもいろいろと盛り込まれてる。

ペドゥナの陰のある雰囲気が良い。セロンちゃんの目に涙いっぱい溜めて溢れ出る泣き顔にもらい泣き。

もう…ヨンナムとドヒと元カノの3人で仲良く暮らせばいい。
omi

omiの感想・評価

4.3
ペドゥナにイチャンドン監修とあって、湿気の多い夜にあまり暗いものを観たい気分でもなかったけどすぐ借りてきた。
予告で見たときにペドゥナの孤独の染みた顔(というか表情)にはあまりに説得力があって、これは役柄というよりどう見ても本人から滲み出てるってyoutubeでインタビュー動画とか見て経緯確認してしまったぐらい。すべき人がすべき役柄をしてるなぁと思う、子役の子も。この2人の只者じゃなさを見るだけで楽しかったです。
留置所の不法滞在者とペドゥナが同じ画面内に映されるカットでの問題提起力にイチャンドンみを凄く感じた…(実際どうなのかは知らない)
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