wowowの録画からの鑑賞。
失踪した娘を探し荒野を進む父の姿が中心で取り留めない印象であったが、後半30分ぐらいだったかな?一匹の傷を負った犬に導かれて、仙人のようなばあさんの洞窟に赴き幻想的な体験をする。そこから現代に切り替わり、失踪したはずの娘や傷付いた犬がまた現れたりして、エンディングに向け一気に映画が加速した。
一切サントラも使われていなかったが、野宿した父が星空を望むなか歌謡曲のようなフレーズのギターが流れて来たのにはびっくりした。
最初の父娘の会話でもあったが、犬が象徴的な役割を果たしていたように思う。
「人生を動かし前進させるものは何か」
悪くない作品だった。