2年くらい前に視聴済みで、でも感想は何も書いてない。
unextを見ると、☆1/5 を押してあったから相当つまんなかったんだと思うけど…再視聴。
昔からの住民も殆ど見捨てて出て行ってしまったゴーストタウンで、廃墟から屑鉄を拾って生計を立てている少年ボーンズ。
こんな死んだ町で当然蔓延る"それっぽい輩"が銅は俺のものだ!俺の町だ!と街宣して周り、ボーンズが必死で廃墟を解体して得た銅も奪い去られる。
彼と幼い弟の母親はこんな町でも彼らが生まれ育った場所として家を売るつもりはないもののローンが厳しい為、銀行屋に紹介された怪しい仕事に出掛けていく。
しかしある朝突然作業員がやって来て、なんの話もなく家が壊されてしまう。
ボーンズは母親にローンの話を尋ねると、3ヶ月分遅れているけれど、紹介された仕事があると答える母。
そのまま取り壊し前のお向かいの家に移住。
ボーンズは先日盗られた銅を輩の基地まで行って盗み返し、すぐにバレて逃げ出すものの買い取り屋の黒人には今はあいつが仕切っているから買い取れないと断られてしまう。
そしたらなんかこう…近所の女が家にテレビ観に来て、その時に"貯水池の底にある町"の話になる。
ダムを作る時に沈められた町で、だから"失われた川/ロストリバー"と呼ばれている…らしい。
母が向かった先はナイトクラブのような場所で、中に入るとセンターステージを歩く女が男に何度も刺されて飛び散る飛沫に歓声を上げる観客…と言うフェイクショー。
この辺りからなんか段々よく分からなくなっていく。
母はそこの一芸バーで働く事に決め、ボーンズは近所の少女と彼女の祖母のビデオを見てまた湖の底の町の話をし、一帯の空き家はしょっちゅう放火に遭い、バーのオーナーっぽい男にセクハラされ、ボーンズの女友達が飼ってたネズミは輩に殺される。
そんでなんか急に"呪いを解きに行く"とか行って川の方に向かうボーンズ。友達の家は頭のおかしくなった婆ちゃんごと輩の部下に燃やされる。
前の方の会話で、湖の底の町からそこのものを持ってくると、ダムに沈められた町からの呪い?が解けるらしいって話をしてたけど、実際に湖の底から恐竜の頭みたいなのを持ってボートに乗ると、半分以上沈んで頭の部分だけ出ていた街灯に明かりが灯る。
シェルに入った母ちゃんはオーナーっぽい男の謎の踊りを見せ付けられ、陸に戻ったボーンズは車が焼かれているのを見る。
母は迫るオーナーっぽい男をナイフで斬り付けて逃げ、ボーンズは迫ってくる輩の車のフロントガラスに持ってきた湖の底の恐竜を投げつけたら事故って輩は溺れ死に、友達の婆ちゃんは焼け死に、家に戻ったボーンズと母親達とみんなで抱き合い、全員でちょっと陽気なバーへの送迎タクシーの男の車で町を出て行く感じで終わり。屋根の上にはまた持ってきた恐竜の頭が括り付けられている。
エンディングは燃え盛る家をじっっっくり映して。
あのシェルと呼ばれる…人用ブリスターパックみたいなのってなんなの…?あれに入って立ってるだけで良いの?
よくわかんねえんだよな…あそこが。
輩は別に死んでもいいけど結構悲惨な死に方したな。婆さんを殺したのは部下の口なし男だったはずだけどアイツどうしたんだっけ…。
ただ再視聴してみて、そこまで…超つまんねぇ!!って訳でもなかったなぁって。
閉塞感しかない終わっている町で、それでもそれぞれの理由でしがみついていたものの、その理由自体が最早呪いみたいなもので、失くしてしまえばそれはそれでまた別の場所で生きていくしかねぇんだなぁって…話なんじゃないかなぁ…。
誰にも勧めないし決して面白かった訳じゃないんだけど、☆2くらいはあったんじゃないかな…unext評価を修正しつつ。
クリスティーナ・ヘンドリックス美しかったなぁ…。こんな顔だっけ?と思って検索したけど、写真によってこう…写真の写りがバラバラだったけど、やっぱり美人だった。ほんとは赤毛じゃないんだなぁ~へぇ~
あ、全体的にライティングは美しかった。